最近、この不安定な気候のせいもあり「寝ても寝ても疲れが取れない」というお話をよく耳にします。
当サロン、船橋の鍼灸院 鍼灸・マッサージcare place enishi（えにし）の患者様の中にも同様のお悩みを抱える方が数名いて、首肩のこりや頭痛、めまいや眼精疲労、腰痛などの主訴と合わせて、整身体マッサージや鍼治療を施し、心身を整え、「よく眠れた」「疲れが取れて元気になった」とのお声をいただいております。
このように、お身体のケアを受けたいと思ったときに受けられるのが一番良いのですが、お仕事や家事の都合でなかなか時間が合わない、取れないという方にご自宅で気軽に押せる「お疲れリセットツボ」をご紹介します。
股関節、肩甲骨、肩関節のサビを除去
ツボ（経穴）が効くメカニズムは科学的にも解明されつつあり、以前にも書きましたが世界保健機構（WHO）が認定したものだけでも361もあります。
その中で「疲れを癒し、快適に動ける体のためのツボ」を４つ。
自分で押しやすい位置にあるのも重要なポイントです。
◆中府（ちゅうふ）
鎖骨の下を外側へなぞっていくとくぼむ場所のやや下
効能：肩こり、息苦しさ、浅い呼吸、巻き肩、猫背、顔のむくみ、食欲不振など
◆府舎（ふしゃ）
鼠径部上で、骨盤の前の出っ張りの骨から少し内側の下方
効能：股関節の不調、膝の痛み、腰痛、鼠径部の違和感、便秘など
◆臑兪（じゅゆ）
肩の後面、脇の下の真上辺り
反対側の肩に手を回し、外側へなぞったところにあるくぼみ
効能：肩に感じる違和感、肩こり、四十肩・五十肩、腕のだるさなど
◆環跳（かんちょう）
おしりの外側、力を入れるとえくぼができるところ辺りの押して痛いところ
効能：股関節の違和感・痛み、坐骨神経痛、腰痛、膝痛、脚のむくみ・だるさなど
おしりの環跳（かんちょう）と鼠径部の府舎（ふしゃ）により、下半身の疲れが取れて股関節の動きが良くなります。腰痛の緩和にも有効です。
また胸の中府（ちゅうふ）と肩の後ろの臑兪（じゅゆ）を押してあげると、肩関節と肩甲骨を軸とした上半身の動きがスムーズに整い、肩こりの軽減にもつながります。
指圧には指２～３本を使い、強すぎない「痛気持ちいい」レベルのマイルドな刺激を心掛けましょう。
10～15秒ほど押し込み、少し休んでもう１セット。
４つのツボはいずれも左右対称の位置にあるので両方とも丁寧に押してあげましょう。
★セルフケアを頑張ってもなかなか取れない疲れや不調、そしてそのような状態になるべくならないように、マッサージや鍼治療など定期的なお身体のメンテナンスを生活の一部に取り入れ、ケアを習慣化し予防に努めましょう！
繰り返すつらい首肩こり、重い頭痛や腰痛、慢性疲労でお悩みの方は船橋の鍼灸院 鍼灸・マッサージcare place enishi（えにし）にご相談ください。
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