その不調、もしかして「気象病」かも①

自律神経を乱してカラダと心の様々な不調を招き、また慢性症状も悪化させるという「気象病」

最近当たり前のように使われているこの名称。
その気象病の3大症状はコレ!

「頭痛」「首こり」「肩こり」

雨が降ると古傷が疼く、台風が近づくと頭がボンヤリする…。
天気の変化によるそんな心身の不調には、実はちゃんと根拠がある。

地球上に住む人間には全身で常に15トン以上の圧力がかかり、これが自律神経のバランスを乱す要因となる。
天気の変化が引き起こす不調は実に多岐にわたり、気象病研究の先進国ドイツでは、実に30種類もの症状が認められているのだとか。
国内の2015年の統計では、偏頭痛を除いた慢性痛だけでも実に4人に1人が気象病の可能性が高いと明らかに。
また専門家が2年にわたる臨床の統計をまとめたところ、気象病は働き盛り世代に多く、また頭痛、首・肩こりで全体の65%ほどを占めていたという。

気象病から来る不調を「原因不明」と放置したまま、休暇や退職を余儀なくされる人も増加中で、生活の質向上という観点からも、決して無視できない問題になっている。

他にも心身に表れる不調は様々で
腰痛 古傷の痛みや疼き うつ・不安症 眠気 気分の落ち込み 倦怠感 めまい 耳の痛み 聴力の悪化 耳鳴り 関節リウマチ 神経痛の悪化 などがある。

内耳の気圧センサーが交感神経を興奮させる



天気が悪い=低気圧だから不調になる。と誤解しがちだが、気象病の原因をズバリひと言で表すなら「気圧の変化」にあるという。

耳の奥にはリンパ液で満たされた内耳という部分があり、ここに気圧を感じ取るセンサーが存在すると考えられる。
もう少し具体的に言うと、気圧を変化させた実験では、平衡感覚をコントロールする前庭神経が反応。
この情報が脳へと送られ「カラダが回転している」という脳の勘違いがストレスとなって交感神経が興奮し、自律神経が乱れると考えられている。

交感神経が過剰に働くと血管が収縮し、血流が低下して不調を増幅させる。
一方で内耳自体の血流も低下し、リンパ液の滞りによる浮腫みで、気圧のセンサー機能にさらなる悪影響を与える。
痛みそのものも交感神経を興奮させる要因に。
気象病がさらに悪化する「負のスパイラル」を防ぐには、早めの対策がお薦め!

マッサージ鍼治療などでお身体や自律神経のバランスを日頃から整えておくこともとても大事。
不安定な天候に過度な影響を受けないよう、定期的なケアを心掛けましょう!

つづく。

千葉県船橋市船橋駅から徒歩7分
◆鍼灸マッサージcare place enishi(ケアプレイスエニシ)
☎0474256210
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