西日本では早くも梅雨明けし、九州南部は70年ぶりの6月の梅雨明けとなりました。
全国各地で猛暑日が続き、熱中症のリスクが高まっています。
その熱中症対策の中で大切な「身体冷却」についてご紹介します。
(1)外部冷却と内部冷却を併用
身体冷却には外部冷却と内部冷却の2種類があります。
外部冷却は身体の外から冷却する方法で、皮膚温の低下に効果的とされています。
スポーツの現場で最も頻繁に行われているアイスパックを用いた冷却や水風呂(冷水浴)、空調服やアイスベストの着用も外部冷却に含まれます。
外部冷却を行うと皮膚温は瞬時に低下するため即効性が高く、暑さ対策としては極めて有効な手段と言えます。
冷たさを感じる感覚器の密度は一般的に額で最も高く、次に胸、前腕と続きます。
氷を額に当てることが好まれるのは、温度を感じる感覚器が密集していることも関係しているようです。
一方、深部温は狭い範囲の外部冷却ではほとんど変化しないそうです。
深部温の低下に有効だと考えられるのが、内部冷却を組み合わせた方法です。
内部冷却は身体の内部からの冷却、冷たい水を飲むことなどを指します。
さらに細かい粒子状の氷(クラッシュアイスなど)を飲むことで、ただの冷たい飲料を飲むより冷却効果が期待できます。
これは、氷のまま体内に取り込むことでその融解熱の分が上乗せされて、身体の内部から熱を奪ってくれるからです。
(2)「前腕冷却」と「手のひら冷却」が効果的
手軽に行うことができて効果的な方法として前腕部を冷水に浸ける「前腕冷却」があります。
①バケツやクーラーボックスなどの水の溜まるものを用意する
②水を溜めた容器に手掌部から前腕部を浸ける。
水温は13~15℃付近で行うと、痛みを伴うことなく感覚的な冷涼感も大きくなる。
長いほど効果が期待できるが、短時間でも冷涼感や皮膚温の低下は得られる。
③大きめの容器がない場合は、冷やしたペットボトルを握るなど「手のひら冷却」をしたり、水を前腕から手にかけたりするなどして、腕や手から熱放散を促す。
同様に、脚を冷やすのも効果的です。
腕や脚は体幹部と比較して表面積の比が大きく特殊な血管を備えているため、熱を身体の外に逃がしやすい構成となっています。
ある論文では、体幹部の表面積比を1とした場合、腕は5倍、手指は22倍、足では69倍になるといわれています。
猛暑の中でも激しいパフォーマンスを繰り広げるアスリートも行っている熱中症予防「前腕冷却」
この暑い夏に負けないために、私たちも効果的に取り入れていけたらいいですね。
暑い夏を乗り切るためには日常的にお身体の状態を整えておくこともとても大事。
バランスの良い食事、質の良い睡眠、適度な運動などと共に定期的なお身体のケアもお忘れなく!
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