男性更年期障害(加齢性腺機能低下症、LOH(ロー)症候群)
40代から徐々に増えてくる
年齢を重ねるにつれて「気分が沈んだり」「今までと違う」「何かうまくいかない」と感じたり「ほてりや発汗」などが続けば、男性更年期のトラブルかもしれない。
女性特有と思われがちだった更年期の症状だが、近年男性の更年期も注視され「性ホルモン」の低下やバランスの乱れが原因とされている。
うつ病とよく似ており、患者数は600万人以上とも言われている。
女性と男性の更年期障害の違い
女性の更年期障害は、女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少する閉経前後のおよそ10年間に起こり、閉経後は徐々に慣れて症状は治まっていく。
女性の更年期障害は比較的認識されやすい一方、男性の場合は男性ホルモン(テストステロン)の減少が20代から始まり、加齢とともに穏やかに減少する。
そのため加齢による衰えなのか、更年期障害なのか区別がつきづらい。
現象の速さや度合い、時期は個人差が大きく、したがって女性と似た更年期症状が男性では40歳代以降どの年代でも起こる可能性がある。
男性の更年期障害は「終わりがない」というのも女性の更年期障害と違うところである。
~主な症状~
〈身体症状〉
・関節痛、筋肉痛・疲れやすい・倦怠感・発汗、ほてり・肥満、メタボ・頻尿
〈精神症状〉
・イライラ・不安、パニック・うつ・不眠・興味や意欲喪失・集中力、記憶力の低下
〈性機能症状〉
・ED・性欲低下
◆セルフチェックシート【AMSスコア】
男性更年期かどうかを調べるためのセルフチェックシートとして「Aging Male’sSymptoms score」というものがあり、身体機能関連が7項目、心理関連が5項目、性機能に関して5項目の計17項目からなる。
5段階評価で「なし」1点、「軽い」2点、「中等度」3点、「重い」4点、「非常に重い」5点で採点しする。
27点~36点が軽度、37点~49点が中等度、50点以上が重度と判定する。
1.総合的に調子が思わしくない
2.関節や筋肉の痛みがある
3.ひどい発汗がある
4.睡眠の悩みがある
5.よく眠くなる
6.イライラする、しばしば疲れを感じる
7.神経質になった
8.不安感がある
9.体の疲労や行動力の減退がある
10.筋力の低下がある
11.憂鬱な気分だ
12.「絶頂期は過ぎた」と感じる
13.力尽きた、どん底にいると感じる
14.ひげの伸びが遅くなった
15.性的能力の低下がある
16.早朝勃起(朝立ち)の回数の減少
17.性欲の低下がある
男性更年期障害を防ぐには
男性の更年期障害は加齢やストレスによる男性ホルモンの減少によるものであるため、防ぐのが難しいとされている。
しかし、男性ホルモンの減少はストレスや睡眠不足などの影響を受けるため、バランスの良い食事、適度な運動、気分転換やストレス発散、十分な睡眠や休養など、生活習慣の工夫改善がテストステロンの維持、そして症状回復にもつながる。
男性ホルモンは、肉体や性機能だけに働くのではなく、認知機能や血管の健康にも関係している。
男性ホルモンの力を維持することが中高年男性の健康を守るカギとなる!
日々の少しの節制、継続を心掛け、健康な身体と精神を維持しましょう!
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