椎間板の負担となり、ぎっくり腰の要因となる
冬になると、ぎっくり腰になる方がとても増えます。
寒さで筋肉が硬くなるというのもありますが、他にも意外な理由があります。
その1つが、こたつに入り、両脚を伸ばした「長座位」の姿勢。
そう、壁や座椅子などに寄り掛かってテレビを見る、皆さんやりがちなあの姿勢のこと。
それが腰へのストレスを誘発して、ぎっくり腰の一因となるのです。
なぜ長座位が腰を痛めるのか?
長座位を90度回転させてみるとよく分かります。
これは立位で上体を90度前屈させた状態。(顔を洗う時に脚を伸ばしたまま上半身だけ折っている姿勢)
それだけで背骨の間にある椎間板というクッションにかかる圧力は立位の1.5倍にもなります。
こたつに入らなくても、床に座ってソファを背にしている方、寝る前に布団に入り壁を背にスマホを見ている方、同罪です(>_<)
どうしてもその格好になりたい方は、腰への負担を減らすために片脚を立てることが手軽で有効。
加えて骨盤が後傾(背中が丸まる)しすぎないように、肛門を後方へ向けるように骨盤を立てる意識を持つようにしてあげるとなお良いでしょう。
スウェーデンの整形外科医による研究では、立位の腰の椎間板への圧力を100とした場合、姿勢の変化でその圧力がどのように変化するかを評価したものがあり、それがこちら。
座って前傾 185
座る 140
立って前傾 150
立位 100
横向き寝 75
仰向け寝 25
座位での腰への負担の大きさにはビックリしますよね。
話は変わりますが、日本人は世界で最も座っている時間が長いとされています。
座り過ぎは寿命を短くする恐れがあるとも言われています。
オーストラリア在住の45歳以上の成人約22万人を2.8年間追跡調査した研究では、1日11時間以上座る人は、1日4時間未満の人と比べて死亡率が40%上がるという結果が出たといいます。
座る時間が長いほど、血液循環が悪くなり、エネルギー代謝も減少し、筋肉も衰えやすくなる。
そうしたネガティブな反応が積み重なり、エイジングを進めてしまうのでしょう。
仕事中などはなかなか難しいことだと思いますが、腰にも寿命にも悪いとなると、どうにか長時間座位は避けたいものです。
30分に一度、それがダメなら1時間に一度は立ち上がり、軽く歩いてカラダを動かしましょう。
気を付けていてもどうしても固まってしまって痛みが生じたり、つらくなってしまったお身体でお悩みの方は船橋の鍼灸院 鍼灸・マッサージcare place enishi(えにし)にご相談ください。
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