若い世代からシニア世代まで起こる「ぎっくり腰」
腰痛で悩んでいる人は日本国内に2800万人いると推定されています。
急に起こる腰痛の中で多いのが「ぎっくり腰」です。ぎっくり腰は急性腰痛とも呼ばれています。
腰周辺の筋肉や関節がダメージを受けることで起こり、急激に強い痛みが生じるのが特徴です。
1週間から1か月ほどで自然に軽快することが多いものの、原因がはっきりしない場合も少なくありません。
ぎっくり腰は、痛みが治まってきても安心とは言えません。
なぜなら、きちんと対処しておかないと、再発を繰り返してしまうことがあるからです。
また、再発を恐れ過ぎるとそれが脳に影響を及ぼし、それによって痛みがだらだらと続く慢性腰痛が起こってしまうこともあります。
こうした状態に陥らないためには、ぎっくり腰が起こったときに、適切に対処することが大切です。
◆危険な腰痛に注意
じっとしていても強い痛みがある。という場合には、危険な病気の症状であることも考えられます。
また「両脚のしびれ」「微熱」「体重減少」を伴う場合は、臓器や背骨などに重い病気が隠れている可能性もあるので、早めに整形外科など医療機関を受診するようにしましょう。
◆ぎっくり腰は朝に起こりやすい
・布団やベッドから起き上がったとき
・歯を磨くときや顔を洗うとき
・ゴミを捨てるとき
・荷物を持ち上げたとき など
朝は腰周囲の筋肉の血流が停滞し、硬直している
そこに、+「前かがみ」「腰をひねる」「重い物を持つ」 → ぎっくり腰!というケースが多い。
ぎっくり腰の対処法
起こった直後~2日目あたり
安静にして過ごす
ぎっくり腰が起こって間もない時期は痛みが強いため、楽な姿勢で安静にするのがよい。
痛みによって背中の筋肉が緊張していることが多いが、横向きや仰向け(膝下にクッションなどを入れる)で寝て膝を曲げる姿勢をとると、背中の筋肉の緊張がとれて痛みが出にくくなる。
患部を冷やす
炎症が起こって強い痛みが生じている時期は、患部を冷やすと痛みが和らぎやすい。
温めてしまうと痛みが強くなることもあるので、ぎっくり腰が起こって間もない時期は患部を温めないほうがよい。
コルセットを使う
痛みの強い時期には、コルセットを使うことで腰を労わることができ、サポートされていることで精神的にも安心感を得やすい。腹部ではなく骨盤を締めるように装着し、自分の体に合ったサイズのものを使うこと。ただし締め過ぎにも注意。
3日目あたりから
痛みが引いてきたら、徐々に動いて治す。
痛みが引いてきたら、安静にするのではなく、なるべく体を動かすようにする。
ストレッチなどを行って筋肉を動かしやすくし、普段の生活に戻れるよう徐々に活動の範囲を広げましょう。
無理せず起き上がれたり、歩くことができるようであれば、まずは鍼灸院や整骨院、整形外科などを受診し、治療を受けながら日常復帰していくことが良いでしょう。
治療を受け、症状がなくなっても定期的にお身体のメンテナンスを受け、再発予防につとめることも大事!
※まだ痛みが強い場合
整形外科を受診して薬を処方してもらうのも一つです。
早くから体を動かすほど、早く腰痛が治る
ぎっくり腰が起こって間もない時期は安静にする必要がありますが、痛みが引いてきたら、対処法を転換させて体を動かすようにします。ただし、無理は禁物です。
ぎっくり腰が起こった人を対象に、安静にした場合と、痛みを我慢できる範囲で活動した場合を比較した研究では、安静にした人たちは再発のリスクが約3倍も高く、再発の回数も多いという結果が出ています。
再発を防ぐためにも体を動かすことが大切なのです。
また、ぎっくり腰が起こったきっかけとなった動作をするときは、ゆっくりと動くことを心掛けるだけでも、再発を防ぐことが期待できます。
腰の痛みでお悩みの方は、船橋の鍼灸院 鍼灸・マッサージcare place enishi(えにし)にご相談ください。
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