「鬼は外、福は内」の掛け声でお馴染みの節分が2月2日に
皆様、昨日の2月2日、豆まきをしたり恵方巻を食べましたか?
私enishiは毎年恒例の「角上魚類」の恵方巻。
(写真はイマイチですが10種の具材がたっぷり詰まっていてとても美味)
今年の恵方「西南西」の部屋の角を向き、無言で頬張りました。
そんなもう過ぎてしまった今年の「節分」ですが、私自身の勉強も含めて記しておこうと思います。
日にちがずれる理由は、地球が太陽を1周する時間が365日ちょうどではないから。
そして何故ずれるのか。
2021年に1897年(明治30年)以来124年ぶりの2月2日に。
そして今年は21年以来4年ぶりの2月2日。
節分は本来、四季を分ける節目のことで季節の始まりである立春、立夏、立秋、立冬の前日を指す言葉。
このうち、春の始まりを表す立春の前日だけが上記の通り特に馴染みが深い。
立春自体がここしばらく2月4日だったが今年は1日早まるため、節分も1日早くなる。ということ。
立春や夏至、冬至といった暦の二十四節気は太陽と地球の位置関係で決まる。
太陽の周りを公転する地球の軌道を24等分して、それぞれの位置にある日を季節の目印と決めたもの。
例えば、春分は太陽が真東から昇る日。
こうした暦は国立天文台が決めていて、毎年2月に官報で翌年の分を発表しているのだという。
何故ずれるのか?ここが一番知りたい所。
私たちが使っている日付・時刻は地球が太陽の周りを1周する時間を「1年」とし、うるう年を除き、1年の日数を365日と決めているが、実は…
地球が太陽を1周する時間は365日ちょうどではなく、6時間弱長い。
そのため毎年少しずつ地球の位置がずれていき、立春自体もずれる。
つまり、人間が決めた1年という時間では地球は太陽の周りを回りきれず、1年経っても軌道上で1年前と同じ位置に到着していない。そこからさらに6時間かけてようやく同じ位置に辿り着く。
そのずれは、どんどんずれていくのではなく、ずれても1日前後だという。
太陽の位置は4年で24時間分ほどずれるので、うるう年として2月29日を作ってそれを解消している。
ところが、このままだと4年で約45分、400年で3日ほど増やしすぎてしまう。
そのため、うるう年を400年で3回減らすことにしているという。
100で割れる年はうるう年にせず、400で割れる年はうるう年のままとする。
この結果、2000年のような400で割り切れる年の前後の世紀は、節分などの日付がずれやすくなる。
このように細かく調整しているんですね。
暦や天体、天文学などは嫌いなわけではなくとても興味深い分野だが、しっかりと勉強したこともなければ、調べてもどうしてもその時だけになってしまう。
今回のこの節分の件や〇〇流星群、うるう年もそう。
好きな神社巡りでも暦や方角などが密接に関わり合ってくるが、なかなか知識として身に付いていない。
これからはその都度調べたことをその場限りではなく、しっかりと知識として積み上げていきたいものです。
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